(Japanese) 時事ドットコム: 日本の「だし」をNYで 老舗水産仲卸が米国初の専門店

【ニューヨーク時事】米ニューヨークで16日、日本料理に欠かせない「だし」を専門的に取り扱う店が開業した。日本産の天然魚介類などの乾物を用い、客の好みに応じ、だしパックを製造・販売する。和食が世界的な広がりを見せる中、だし文化の浸透を図るのが狙いで、こうした専門店は米国では初めてという。店を開いたのは、創業150年を超える東京・豊洲市場の水産仲卸業「尾粂商店」。「DASHI OKUME(ダシオクメ)」の看板を掲げた店舗では、店員がショーケース内のかつお節などの魚や昆布、キノコ類を基本として、客の相談に乗りながら組み合わせを助言。トマトなどの野菜も含めた素材は30種類に上り、配合を決めた後は店内の機械で粉砕や袋詰め作業を行う。

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